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現役ネットワークエンジニアの僕が、主にIT技術や働き方についての情報を発信します。

ネットワークエンジニアとは?

 僕です。今回はネットワークエンジニアとは何か?という話をしたいと思います。

 ネットワークエンジニアはITエンジニアの一種です。皆さんはITエンジニアと聞くとどのようなイメージをもつでしょうか?僕は最初ITエンジニアは1日中PCの画面を見て真っ黒なコンソールに英語の文字列を打ち込んでいるイメージを持っていました。よくドラマやアニメなどで出てくるハッカーみたいな感じですね。何を隠そう僕はハッカーにあこがれてITの会社に入りました。理由は何かカッコよさそうというだけですね(笑)ITのことなんて何も知りませんでした。そんなこんなで入社して研修を受ける段階で会社から選択を迫られます。「そこに 3種類のIT分野が ある じゃろう?」「好きなのを 選ばせて やろう!」「※この場でどれか選んでね!」

→1.アプリ 2.サーバ 3.ネットワーク

 え。。。?何ですかこれは、何がなんなのか分からないんですけど。。。

 正直戸惑いましたね。なんの説明もないですし。考える時間もないですし。でも僕は何となくで「ネットワーク」を選びました。その理由は、10年ほど昔にさかのぼります。私はとあるゲームにドはまりしていました。そのタイトルは「バトルネットワーク ロックマンエグゼ」です。まだスマホもなかった時代、未来のネットワーク社会を描いた名作RPGです。あまり理由になっていませんが何となく親しみやすそうだったんですね。。。

 ともかくそんなこんなでネットワークエンジニアの称号をもらった僕は、それから3年ほどかけてネットワーク技術を身に着けました。

 ネットワークエンジニアはとても楽しい仕事です。ネットワークエンジニアの仕事は様々な種類の仕事に分けられるのですが、私が行っているのはネットワークの設計、構築が主です。企業や学校などの大きな建屋を持っている団体のネットワークシステムを作ります。ネットワークシステムとは何か?簡単に説明すると、パソコンとパソコンをつなぐための道のことを指します。その道があるおかげでみんなのパソコンはインターネットで情報を得たり、メールをやり取りしたりできるんですね。一般の家庭だとスマホやパソコンをプロバイダからレンタルしたルータにつないでインターネットに接続するだけなので、簡単なのですが、企業や学校となると急にめんどくさくなります。数10人から数100人が一度にパソコンをつないで仕事をするのですから、そのパソコンを収容する機械が必要になります。そしてネットワークが止まってしまうと仕事が止まってしまうので絶対にネットワークを止めるわけにはいきません。そのための仕組みが必要になります。なのでどうしたら一度にたくさんのPCをつなぐことが出来るか、何があっても止まらないネットワークを作ることが出来るかということを考え、”安全で丈夫な道”を作るのがネットワークエンジニアの仕事です。